権正寺営農組合

安心・安全に心がけ、地域に必要とされる組織を作り、安定経営を目指す「農事組合法人 権正寺営農組合」

・平成8年から、環境にやさしい米作りを目指して、有機質資材の散布を行い、又、減農薬での取組みを進め、特別栽培米の生産に取り組んでいます。
・平成17年から複合経営の取組みとして、チューリップの切り花栽培をはじめ、ギフト販売・直売に取り組んでいます。
・平成18年に水稲のエコファーマーの認定、20年にチューリップの栽培のエコファーマーの認定を県から受け、環境にやさしく、お客様に安心して受け入れられる農作業に取り組んでいます。
・平成22年に女性部(美・ラーレ)を立ち上げ、チューチップや小菊を核とした複合経営の2本目の柱としている。
・今後は経営の安定を目指して、経営面積の拡大と、チューリップの拡大をすすめ、通年作業の確立を図っています。

<地区の様子>

権正寺営農組合のある東般若地区は、砺波市の東部、庄川右岸沿いに沖積土壌の水田が279ha広がる水田単作地帯である。現在東般若地区には、7つの集落営農組織と1つの受託型営農組織が存在する。地区の耕地面積の85%が上記のいずれかの組織に集約されており、非常に集約化が進んだ地区である。

9つの集落営農組織のうち、3つの組織が法人化しており、4つの組織が協業組織である(平成19年4月現在)。今後の農政に対応した取組みが進むにつれ、更なる組織化や集約化が期待される地区でもある。

ほ場整備率は100%で、30a区画に整備されている。カントリーエレベーターの受益地域であり、収穫した米はほぼ全量カントリーエレベーターにて乾燥調整を行っている。 東般若地区の育苗は、(株)東般若利用組合で包括的に播種・芽出しを行っており、その後、芽出し苗を各集落に配り、各集落で完成苗まで仕上げている。

また、東般若地区ではこだわりの米作りとして、堆肥の散布と、化学肥料・化学農薬の使用量を半減させた特別栽培米の作付けに地区をあげて取組んでいる。